「こめかみが締め付けられる」その頭痛、原因は顎の筋肉(側頭筋)かも?
名古屋市名東区上社のフラット鍼灸院、山田です!
「夕方になると頭が締め付けられるように痛む」 「目の奥が重くて、仕事に集中できない」 「デスクワークが続くと、こめかみ付近がズキズキする」
このような慢性的な頭痛に悩まされ、「とりあえず鎮痛剤を飲んで耐える」のが当たり前になっていませんか?
実はその頭痛、肩こりだけではなく、無意識の「食いしばり」が引き金になっているかもしれません。
今回は、頭痛の中でも特に多い「緊張型頭痛」と食いしばりの深い関係について解説します。
緊張型頭痛とは?(日本人に最も多い頭痛)
頭痛にはいくつか種類がありますが、日本人に最も多いと言われているのが「緊張型頭痛」です。
どんな痛み?
緊張型頭痛は
- 頭全体がヘルメットを被ったように締め付けられる感じ
- 後頭部から首筋、こめかみにかけての重だるさ
- 数時間から数日間、ダラダラと続く
といった特徴があります。
なぜ起きる?
主な原因は、首や肩、そして頭の周りの筋肉が緊張して血流が悪くなることです。
筋肉が硬くなって血管を圧迫し、神経を刺激することで痛みが発生します。
そして、この「頭の周りの筋肉」を語る上で、絶対に無視できないのが頭のこめかみの筋肉「側頭筋(そくとうきん)」です。
こめかみの痛みの正体「側頭筋」と食いしばり
「食いしばり=エラの筋肉(咬筋)」と思われがちですが、実は噛みしめる時には、頭の横にある側頭筋も同時に強く働いています。
こめかみあたりに手を当てて、奥歯をグッと噛み締めてみてください。
筋肉がピクピクと動くのが分かるはずです。ここが側頭筋です。
側頭筋が凝り固まるとどうなる?
夜中や日中に食いしばる癖があると、この側頭筋が常に「筋トレ」をしているような状態になります。
側頭筋は頭を包むように広がっているため、ここが凝り固まると、まさに「頭を外側から締め付けている」ような状態になり、緊張型頭痛を引き起こすのです。
鎮痛剤が「根本解決」にならない理由
頭痛薬は、今起きている痛みの伝達を一時的にブロックしてくれます。
しかし、薬が切れても「食いしばりによる筋肉の緊張」という原因がそのまま残っていれば、またすぐに頭痛はぶり返します。
「薬を飲む頻度が増えてきた」という方は、筋肉のロックを外してあげる時期かもしれません。
【当院の解決策】頭の筋肉を「直接」緩める鍼治療
フラット鍼灸院では、頭痛を抱える患者様に対して以下のようなアプローチを行います。
1. 側頭筋と咬筋のダブルリリース
エラ(咬筋)と頭の横(側頭筋)の両方に鍼を打ち、噛み締めに関わる筋肉を一気に緩めます。
手では届かない深層のコリに届くのが鍼のメリットです。
2. 頭皮への鍼でリラックス効果
頭皮にあるツボを刺激することで、脳の緊張(交感神経の高ぶり)を鎮めます。
施術中に頭の重さがスッと抜けていく感覚を味わう方が多いです。
3. 首・肩との連動を整える
前回お伝えした通り、顎の緊張は肩こりとも繋がっています。
頭痛・顎・肩をセットで整えることで、頭痛が起きにくい体質への改善(コンディショニング)を目指します。
■こちらの記事から読んでいただくとわかりやすいです
→その肩こり、実は「顎」が原因?食いしばりと首・肩の意外な関係
「頭痛のない日常」を取り戻すために
「頭痛持ちだから仕方ない」と諦める必要はありません。
原因となっている筋肉を特定し、正しくケアすれば、鎮痛剤に頼らない生活は可能です。
特に「朝起きた時から頭が重い」という方は、夜中の食いしばりが原因である可能性が非常に高いです。
まずは一度、あなたの筋肉の状態をチェックさせてくださいね。
■食いしばりの原因について詳しくはこちら
→ 食いしばりが起こる原因は「頑張りすぎ」?無意識の歯ぎしりを整えるコンディショニング
