夜中の食いしばりや歯軋りで緊張した顎の筋肉を緩める方法はある?鍼に電気を流してゆったり副交感神経優位へと導く!
コロナ禍に増えている夜中の寝ている時の食いしばりや歯軋り(はぎしり)。
食いしばりはない!歯軋りはしていない!と思っていても寝ているときの自分の様子はわからないもの。
実を言うと私も歯医者さんで指摘されるまでは気づかず。放っておくと歯が割れるので予防的にマウスピースをはめて寝ています。
病気というわけではないですが、食いしばりや歯軋りしているときの顎の筋肉には実は想像以上に強い力がかかっています。ひどいと歯が割れるくらいなので想像できますよね。
夜中に知らず知らずのうちに顎の筋トレをしてしまっていると結果的にエラが張って顔が大きく見えてしまったり、肩こりや頭痛の原因になることも。
顎の筋肉を緩めるために自分でできること、当店でおすすめの鍼を刺して電気を流す施術について紹介します!
食いしばりや歯軋りしてしまう理由
そもそもどうして食いしばりや歯軋りをしてしまうのか、気になりますよね?
私が歯医者さんで言われたのがストレス。日々何らかのストレスを受けていると、寝ている時に無意識に食いしばりが起きやすいとのこと。
きっと夢の中でもストレスを感じてグーっと噛み締めているんでしょうね。
歯軋りについてはストレス以外に寝ている間、上顎と下顎がしっくりくる収まりの良いベストポジションを探しているという反応だそうです。
食いしばり、歯軋りのどちらも顎の咬筋という筋肉を無意識に酷使してしまっています。
食いしばりや歯軋りで緊張した顎の筋肉を緩める方法
食いしばりや歯軋りが起きると顎の噛む動作に関わる咬筋という筋肉が緊張します。関連して頭のこめかみの側頭筋も。
噛む動作(咀嚼)に関わる筋肉(咀嚼筋)が緊張すると顎が重たく感じたり、噛む動作が辛い、疲れるという感覚が出てきます。
そんな咬筋を含めた咀嚼筋を緩めるのに自分でできるのがセルフマッサージ。そしてもっとしっかりと緩めたいなら鍼治療がオススメです!
咬筋をセルフマッサージで緩める
咬筋は「グッ」と噛み締めたときに硬くなる顎の筋肉で、下の画像をご覧いただくと場所がわかるかと思います。
グッと噛んだ時に硬くなるこの咬筋を下の画像のように指三本、もしくは指二本を揃えて咬筋をとらえて心地よい力加減で圧迫して動かします。
肌を擦る(こする)程度の緩い圧だと皮膚摩擦による肌のたるみにつながってしまいます。
緩すぎるのも注意です!
咬筋は鍼治療で緩める
しっかりと筋肉を緩めるなら鍼治療がオススメです。
表面からほぐすマッサージよりも、筋肉に直接アプローチできる鍼治療の方が効果的!
お顔に鍼を刺すということになるので怖いイメージもあるかと思いますが、マッサージでほぐすときの刺激に比べたら痛みは少ないですよ!
鍼に電気を流すと副交感神経優位に?
鍼治療には自律神経を整える作用があります。
加えて刺した鍼に電気を流すと、休んでいる時に働く副交感神経に作用して心地よくリラックス効果が高まります。
ただ鍼をする鍼治療よりも、さらに電気を流した方が筋肉の緊張を緩めることができます。
鍼の恐怖に緊張していても、実際受けてみると電気のリズムが心地よくて寝そうだったとか、寝てしまった、という人も中にはいらっしゃいます。
初めての恐怖心さえ我慢できれば、意外とそのあとはなんてことない!というケースがほとんどです。
咀嚼に関わる咬筋・側頭筋のコリや緊張が原因で起こる症状
咀嚼(噛む行動)に関わる大きい顎の筋肉には咬筋と側頭筋があります。
意外と知らない方も多いのですが、咀嚼に関わる咀嚼筋のコリや緊張が原因で噛み辛さ、顎の疲れの他に
- 肩こり
- 首こり
- 頭痛
といった不調が起こることがあります。
逆の場合もあって、咬筋のコリや緊張がほぐれると肩こりや頭痛がとても楽になることも。
肩こりや頭痛で悩んでいる方は咬筋のコリや緊張も併せてほぐしておくとスッキリ感も増すのでオススメです!
セルフマッサージでほぐすも良し!鍼治療を受けるも良し!です。
頭痛を伴う顎の筋肉の緊張はセルフマッサージではなかなかほぐれないので施術を受ける方が身体へのストレスが少ないのでお勧めです。
当店でのご予約方法
ご予約方法は電話・LINE・オンライン予約の3種類!
顎のお悩みだけの場合はスポット鍼灸治療。首や肩のコリ感で悩んでいる時はコンディショニング(45分)がオススメです。
電話で予約
お電話でご予約の際は症状をお伝えください。おすすめを提案させていただきます。
LINEで予約
お悩みの症状をお伝えください。おすすめを提案させていただきます。
オンラインで予約
顎の悩みだけの場合はスポット鍼灸治療を。首や肩のコリ感で悩んでいる場合はコンディショニング(45分)のメニューを選択してください。
予約についてのご要望などメッセージを入力できる欄に「顎の鍼希望」と入れていただくとスムーズです。
歯に関する小ネタ
たまたま聞いた歯に関する小ネタ。
そもそも人間の寿命は50年。だから歯も50年は問題なく持ってくれる。けれど寿命が延びに伸びてしまったために歯が持たなくなってきたんだとか。
つまり!丈夫と思っていてもだんだん摩耗してくるからこそ、丈夫な段階でケアするのがポイントだそう。
歯は何も手をかけていない状態が100%。削ったりするとどんどんマイナスに転じます。
100%の状態をできるだけ長く保つためにはマイナスに転じる前からケアすることが大事!体と一緒ですね!
最後に
私も歯だけは丈夫!が取り柄でしたが、どうやら食いしばりが激しく昨年からちょいちょい歯が欠け歯医者さんにお世話になっています。
欠けた歯は100%の状態からマイナスに転じる、というのも身をもって感じています。
今は欠ける歯がこれ以上増えないように毎晩マウスピースをはめて寝るように努めています。(忘れることもありますが)
身体と同情に長く共にする歯、大事にしないとダメですね!ちょっと疎かにしている、というちょっとご自身の歯を気にかける習慣をつけましょう!
咬筋の緊張がとれるとフェイスラインがスッキリして小顔効果も♪