好きなことをいつまでも続けるために
名古屋市名東区のフラット鍼灸院の山田です!
先日、お歳が90歳目前の女性のお客様が初めてご来店くださいました!
趣味で大好きなダンスを週に2回楽しんでいるそうです。
そんなお客様が当店にご来店くださったのは
- 腰の痛み
- お尻から足にかけて痺れが辛い
という理由からでした。
2つの病院で診察を受けていて、どちらも
「加齢に伴う腰痛で、もっと酷かったら手術とか治療方法はあるけれど、今の状況ではそこまではひどくないからできることはない」という説明を受けたそうです。
要するに、様子を見てということ。
こういった手術をするほどではないんだけれど、辛いんだよな~、というお悩みを持っている方は何もしてもらえなくて困っているんですよね。
高齢での腰の手術はリスクが伴います。そのため手術が必要なのはそのリスクを踏まえたうえでも必要で、普通の生活ができない状況にある人ということになります。
当店では、手術するほどではないけど辛いんだよな~というお客様に対しては
悩んでいる症状が加齢に伴うもので、治る症状ではないということをしっかりと理解をした上で、今よりも生活の質を上げるにはどうすれば良い?
ということを第一に考えて、お客様と相談して方向性を決めます。
今回のお客様の場合は
- どうなりたい?
- 何かしたいことがある?
- どんな未来を目指す?
といったことをお聞きして施術プランを立てました。その結果、希望されたのは
- 90歳を過ぎても楽しくダンスを踊っていたい
- 痛みや痺れをもう少し軽減できたら嬉しい
ということでした。
そこで、今の症状がひどくなる時はどんな時なのかなどを確認して
- 痛む部位のストレスを減らすよう施術(今回は揉みほぐすマッサージ)
- 症状がひどくなる要因となることは避ける
- 痛みにつながる場所を自分でケアできる方法をお伝えする
といったことを行いました。
よくよく聞いてみると週6日間は16,000歩も歩いていて、プールにも週1回行って700mくらい泳ぐとのことでした。
ほぼ毎日16,000歩歩く?週一で700m泳ぐ?
って聞いただけでも素晴らしい!体力あるな~と思う反面で
自分でケアすることもなく、良かれと思って身体を酷使してきたわけですから、身体の疲れを溜めに溜めてきてしまっているという点をお伝えしました。
※簡単に言えばオーバーワークですね
適切な休養を取ることで十分症状の緩和は見込めるはずですよ、とお知らせすると、
「私は休むってことしてなかったわ~」と、納得された様子でした。
施術後は治っている訳ではない、ということはもちろん理解した上で、痛みがないご自身の身体にずいぶんと驚かれていらっしゃいました。
継続的にセルフケアをして、溜め込みすぎない程度に施術を受けていけばまだまだダンスできる!という実感が湧いたそうで、表情も明るく変化!
「施術を受けた翌日にはなんだか調子が良くて、今は痛みが全くない!教えてもらったことをやってみたらすごく良い感じです~!」
とわざわざ報告のお電話までくださいました。
痛みのない若い世代ではわかり得ないかもしれませんが、好きなことを好きな時に好きなだけ取り組める、というのは決して簡単なことではない、ってことなんです。
できているうちはその有り難みに気づけない。できなくなってはじめて気づくんです!
好きなことをいつまでも続けれる、って思っている以上に幸せなことだし、大変なことなんです。
是非とも身体が発するサインに耳を傾けて、早めに察知してあげるようにしてあげましょう!そうすればひどい症状で悩まされることが減りますよ🎵
ちょっとでも困っている症状がございましたら気軽に聞いてくださいね!