鍼灸治療のあとに飲酒しても大丈夫?注意点とおすすめの工夫

名古屋市名東区上社のフラット鍼灸院の山田です!

暑い季節・・・こんな質問をよく受けます。

「鍼灸治療を受けたあとにお酒飲んで(飲酒)も良い?」というもの。

大抵の方が「NG」とわかっていて質問される。

お酒は嗜好品であって一日頑張った後に飲みたくなるのもわかる、ので「絶対NG」と最近はお伝えしないようにしています。

もちろん、施術を受けた日は飲まない方が本当は良いに決まってる!

でも注意点をしっかり理解して、飲むなら飲む際には工夫をして楽しんでもらえれば、と考えます。

というわけで、晩酌が欠かせない!そんな方はぜひ最後まで読んでみてください♪

もくじ

鍼灸治療のあとに飲酒は控えた方がいい理由

鍼灸治療(鍼治療やきゅう治療)を受けたあとは、身体の血流や自律神経の働きが整い、回復モードに入っています。

そのタイミングでお酒を飲むと、

  • 酔いやすくなる
    血流が良くなっているため、アルコールの吸収が速まります
  • めまいやのぼせが出やすい
    鍼灸でリラックスして副交感神経が優位になっている状態に、アルコールが入ると自律神経のバランスが乱れやすい!
  • 身体の回復を妨げる
    肝臓に負担がかかり、せっかく整えた身体のリズムが乱れてしまうことも

といった影響が出やすくなります。

そのため、基本的には鍼灸治療直後の飲酒はおすすめしていません。

どうしてもお酒を楽しみたいときの工夫

鍼灸治療を受けたと、身体も軽くなってスッキリした身体のときにお酒を飲みたくなる気持ち、わかります。

なので、完全に禁止ではなく、少し工夫すれば楽しむことも・・・可能です。

  • 治療後すぐではなく2〜3時間あける
    飲酒後はアルコール分解のために2時間位あけて就寝する
  • 量は普段の半分以下に控える
  • 水をしっかり飲む(アルコールと同量以上)
  • 空腹時は避けて軽食と一緒に
  • 疲れているときは無理せず控える

最低限これらを守ってもらえるとリスクを減らしながらお酒を楽しむことができます。

サウナ+飲酒の場合の注意点

お客様の中には「鍼灸を受けたあとにサウナに行って、そのあと飲む」という方もいるかと思います。

この場合はさらに注意が必要です。

  • サウナでも血流が一気に促進されるため、鍼灸とダブルで血圧や自律神経に負担がかかります。
  • 大量の汗で脱水傾向になり、その状態で飲酒すると酔いが強く出て、頭痛や動悸、脱水症状を悪化させるリスクがあります。

サウナ後のお酒で気をつけたい対策は

  • サウナ後はまず しっかり水分・電解質を補給
  • 休憩を十分に取ってから飲酒
  • アルコールは少量にとどめる

「鍼灸+サウナ+飲酒」は身体への刺激が重なるため、特に体調が万全な日だけにしてくださいね!

山田の苦い経験

サウナ好きの私は昨年、サウナ後にうっかり水分補給をせずお酒を飲む、ほろ酔いで良い気持ちになってそのまま就寝。

という行動を繰り返し、肝臓の数値が過去最高に悪くなり再検査を受けました。

一定期間、お酒を断ったら次の検査では正常値に。今となっては水分は大事!ということを肝に命じる良い機会でした。

水分が抜けきったあとの冷たいお酒は何とも言えない美味しさで、その後にめちゃくちゃ心地よくお酒が回って気持ちが良いんですよね。

そして一瞬で睡魔にやられて・・・。サウナ後に水分を取らずそのまま寝てしまうという。

いま思えば最悪の行動です。

同じく、やっちゃってるな~という方は注意して忘れずに水分を摂ってくださいね。

最後に

鍼灸治療を受けた後は身体が回復モード。翌日の身体のことを考えるとできれば飲酒を控えた方がベストではあります。

でもどうしても飲むなら

  • 時間をあける
  • 量を控える
  • 水分補給

上記の点を守って、翌日の身体のことを思った行動をとってもらえるとGOODです。

サウナとセットで飲む!という場合は特に気をつけて水分補給と休憩をお忘れなく♪

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