内臓脂肪と皮下脂肪ならどちらが落としやすい?

年末年始は様々なイベントが増えてついつい食べ過ぎ、飲み過ぎてしまった!という方も多いのではないでしょうか?

通常モードに戻ってふと我に返った時になんだかウエストがきつくなったり、顎周りになんだがお肉が付いたような、そんな目を背けたい変化が現れていがち。

とくに、余分なお肉というと、脂肪ですが、

  • 内臓脂肪
  • 皮下脂肪

に分かれます。

どちらの脂肪が落ちやすいか・・・ご存じですか?

どちらもたくさんあると健康上よくないものです。というわけで!今回は内臓脂肪と皮下脂肪について簡単にまとめたいと思います。

知っておけば過剰に脂肪を蓄えなくて済むこともあります。会食の機会が多い方などぜひ参考にしてみてください!

もくじ

内臓脂肪と皮下脂肪の違い

身体につく脂肪(体脂肪)は内臓脂肪と皮下脂肪に分かれますが、脂肪ではありますが全く別物です。

それぞれ解説していきますね!

内臓脂肪とは

内臓脂肪は、胃、腸などの臓器のまわりにつく脂肪のことで、身体のエネルギーが不足した時に素早くエネルギーに変換される脂肪です。

皮下脂肪とは

下腹部や腰まわり、お尻などの皮下につく脂肪のことで、いったんついてしまうと減りにくい脂肪です。

内臓脂肪と皮下脂肪、どちらが落としやすい?

内臓脂肪と皮下脂肪、ここまでの解説でなんとなく気づかれていると思いますが、落としやすいのは内臓脂肪の方です。

血流が豊富な内臓の近くにある内臓脂肪は血流にのって送られるエネルギー(カロリー)が過多になると脂肪としてついてしまいます。

摂取カロリーを抑えるなど、食事内容を見直すこと、適度に運動をすることで内臓脂肪は落ちていきます。

皮下脂肪はエネルギー(炭水化物)摂りすぎや栄養不足に加え、運動不足や筋肉量の減少に伴い代謝が落ちている時にじわりじわりと蓄積します。

食事制限だけで皮下脂肪が落ちない理由

内臓脂肪と比べると皮下脂肪は末梢(心臓から遠い)にあるうえ、血流が乏しいので落ちにくいという性質があります。

エネルギーが枯渇すると身体は脂肪をエネルギーに変えていきます。ただ、まず先に使われる脂肪が内臓脂肪で皮下脂肪は後回し。

焼き肉をイメージすると・・・

牛・豚・鶏などお肉って焼くと脂が出ますよね?そして冷えると固まる。

つまり、人で言う皮下脂肪を落とすには体温を上げる必要があります!そのためには筋肉をつけて代謝を上げて有酸素運動で燃やす!

健康上よくないのはどちらの脂肪?

皮下脂肪と内臓脂肪と2種類ありますが、健康上よくないのは内臓脂肪です。

例えば脂肪が肝臓に蓄積していると脂肪肝という風に診断されます。

脂肪肝のまま何もなければ良いのですが、脂肪の蓄積が続くとやがて

脂肪肝炎 → 肝硬変 → 肝臓がん

と進んでいくと言われています。

他にも糖尿病や脂質異常症、高血圧といった生活習慣病の他、様々な病気を発症する可能性が高まります。

どちらの脂肪も蓄えている、という場合はまず、生活リズムや食事内容の見直しをして内臓脂肪を落とすことを第一に取り組んでくださいね!

痩せたい時に食べることは悪ではない!

体重が増えてしまって減量しなければいけない時になんとなくやってしまいがちなのが食事制限。

食べ過ぎていたのを見直して減らすのはOK!でも極端に食べる量を減らしたり、炭水化物を抜いたりするのはNGです。

いくら減量したい時でも一日に摂取しなければいけない栄養素があります。

食べないということはそういった栄養素を摂取できないということ。これ、非常に危険です!

食べ過ぎていたのを適切な量に減らすことは食事制限ではないです。これポイントです。

まずは内臓脂肪を落としましょう!

寒い季節はなかなか運動しようにも気が乗らない、という人が多い。屋内でも運動できるじゃないか!と言われそうですが、その施設まで行くのもやはり寒いですし。

少なからず食べ過ぎ、飲み過ぎが続いたのなら皮下脂肪もですが内臓脂肪が蓄積しているはず。

まずは運動・・・の前に、日頃の食事内容を見直してカロリーの過剰摂取になっていないか、しっかり栄養は摂れているかという点に意識を持っていきましょう♪

運動は3月以降の暖かい季節が訪れてからでも良し、です。

ひとまずは、増えてしまったもの、蓄積してしまったものは仕方がないし、その事実から目を背けないで行動を起こしましょう!

何をして良いか、何から始めたらよいかわからない、そんな時は気軽にご相談くださいませ♬

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この記事を書いた人

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