高血圧の改善のための運動は気軽に取り組める強度かどうかがポイント!
日本人は年齢を重ねるにつれて高血圧のお薬(降圧剤)を処方されて服用している人が増えます。
健康診断を受けるたびに血圧が上がって、いよいよヤバい!という数値に差しかかって何か改善のために取り組まないと、って考えだす人もいれば、そうでない人も。
お薬を服用するとすぐに血圧は下がります。
でも改善のためにまずは生活習慣を見直して、運動をすることから始めてみましょう!と、そのまえに。。。
- どうして高血圧になるのか
- 運動するとどうして血圧が下がるのか
といったことを理解して取り組むことが大事です。
高血圧気味で医師から薬の服用をすすめられている、という方で薬にまだ頼りたくない!!という方、ぜひ最後まで読んでみてください。
どうして血圧が上がって高血圧になる?
歳を重ねるとどうして血圧が上がって高血圧になってしまうのか気になるところですよね?
主な原因として
- 不健康な生活習慣: 塩分過多の食事、運動不足、肥満、喫煙など
- 遺伝的な要因:(代々)家族に高血圧の人がいる
- 年齢: 年齢が上がるにつれて、血管が硬くなり、血圧が上がる
- ストレス: ストレスや緊張で血圧が上がる
- 慢性病: 糖尿病や腎臓病なども高血圧の原因に
これらの要因のいくつかが重なって、血圧が正常値を上回って高血圧が発生する可能性があります。
正常な血圧は?
血圧は心臓から血液を送り出す収縮期血圧と、心臓に血液が戻ってきて次に送り出すための血液を溜めている拡張期血圧があります。
(機械の)血圧計で測定する際の正常値
収縮期血圧 / 拡張期血圧 → 130mmHg / 80mmHg
以内で、135mmHg / 85mmHg 以上は高血圧とされています。
病院や診療所で測定した場合は140mmHg / 90mmHg 以上が高血圧になります
高血圧を改善させるためにできること
遺伝的要因や慢性病などが重なってしまったら難しいですが、原因を知ると高血圧を改善するのも不可能ではない、という感じがしませんか?
不健康な生活習慣は、高血圧だからという理由以外でも改善していくのが理想です。
塩分過多の食事は脂質も多く、運動不足になると筋肉も減って代謝が落ち、体重が増えて肥満状態に。
喫煙はし好品ですが、血管にストレスをかけるので、可能なら禁煙されるのが理想です。
手術を受けるような病気になった場合、医師からほとんどの場合、飲酒はほどほどならOKでも、喫煙はNGで禁煙をすすめられます
高血圧の改善のための運動は気軽に取り組める強度で!
塩分過多の食生活の見直しとともに、高血圧の改善には運動が不可欠です。
運動すると心臓に負担がかかって血圧に悪いようなイメージを持たれるかもしれません。
でも継続的に運動をしていくと、
筋肉に酸素や栄養素を送るために血管がひろがったり、血圧を上げようと働く交感神経の働きが緩んで血圧が下がっていきます。
運動はいきなり1時間走ったり、強度の高い筋トレをするなどハードなものではなく、
まずは20~30分くらいのウォーキングを週2~3回行ったり、ラジオ体操をするなど軽いものからでOK!軽い運動から少しずつ強度を上げましょう。
運動するという習慣づけが大事です!
運動する習慣がついてからの目安
日々の軽い運動が苦でなくなってきたら、ウォーキングの時間を1時間程度に延ばしたり、1万歩程度歩いたり、ジョギングやサイクリングなどをするのもおすすめです。
週3回以上で、トータル1000~1500キロカロリーくらいの運動が目安。
少し息が上がるような有酸素運動なら30分くらいが理想です。
他にも筋トレを30分行ったり、日々の生活の中でエスカレーターやエレベーターを避けて階段を使うのもOKです!
通勤に電車を使ってる方は、一駅手前で降りて歩く!とかもおすすめです!
フラット鍼灸院でできることはある?
高血圧の原因の一つがストレス。
ストレスには
- 肉体的
- 精神的
の2種類があって、日々の生活や運動による疲労は身体にとっては肉体的なストレス。
あまり気乗りしない仕事をしなければいけない、試験があるなど、気持ちの面で嫌だな~とか、って思ってしまう時は精神的なストレスがかかります。人間関係もその一つ。
フラット鍼灸院で施術を受けていただくことで肉体的にも精神的にもストレスの除去になると考えています。
当店でストレス除去を目的に受けるならコンディショニングがおススメです。鍼治療が苦手でなければ鍼灸治療もストレス緩和におススメです。
女性には自然療法(クレイテラピー や アロマテラピートリートメント)がとてもおススメ!
当店での施術に限らず、エステを受けたり、美容院でヘッドスパを受けたり、温泉に行く!というのもストレス解消におススメです。
ストレスが原因で起こる身体の変化
肉体的にストレスを溜める、疲労を溜めてしまうと結果的にそれが痛み(故障)の原因になることが多いです。
疲れが溜まると判断力が鈍ったり、とっさの行動が遅れてしまうことも。
精神的にストレスをためると、身体が緊張してしまい、力が抜けなくて頭痛を伴うような首・肩のこりが出たり、睡眠が浅くなったり。
様々な不調の引き金になるのでストレスは程よいタイミングで解消しておくのが理想です。
薬が悪ではないものの、まずは生活習慣の見直しから
日本では高血圧患者が約4300万人いるとされて、日本人の約3人に1人が高血圧という状況です。
病院で高血圧と診断されると、薬を処方されます。生活習慣の見直しをすすめられることもあるようですが・・・。
いきなり薬を処方されると薬に対しての嫌悪感、不信感が出てしまうこともあると思います。
ただ高血圧は放ったらかしにしていると心疾患や脳卒中を起こす可能性が高まります。薬が処方されるのはそのリスク回避のため。
血圧が少し高めの時に薬は即効性があります。
それに対して生活習慣の見直しに取り組んで結果として現れるまでに最低3か月はかかります。
血圧の数値が時間的に猶予がある状況であるなら、薬からでなく食生活の見直しにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
フラット鍼灸院では生活習慣の見直しで高血圧を克服した!という方が沢山いらっしゃいますよ。
薬を飲もうか、飲むまいかで迷っている方、気軽にご相談ください。