ビールやハイボールなどお酒の一杯目が最高に美味しく感じる理由

名古屋市名東区フラット鍼灸院の院長の山田です!

前回の記事で、水だとたくさん飲めないのにお酒だとたくさん飲めてしまう理由についてまとめました。

気になる疑問の二つ目。

ビールやハイボールなどのお酒を飲むときに一杯目の一口目が最高に美味しく感じますよね?

一口目が最高に美味しくて、その後は普通にもどる。

同じ入れ物に入ったものを飲んでいるのに一口目と二口目で味が違うのは何で?これまた夏によく施術中に挙がる話題の一つ。

というわけでこれも調べてみました。こちらも諸説あるようですが、興味ある方は最後までぜひ御覧ください♪

もくじ

お酒の一杯目が最高に美味しく感じる理由

お酒の一杯目、一口目が最高に美味しく感じる理由について調べていたところ、NHKの「チコちゃんに叱られる」でもこのテーマがとりあげられていました。

その際に解説されていた松本歯科大学の北川純一教授によると

一杯目、一口目のお酒が美味しいこととそのお酒の味はあまり関係していないそうです。

味ではなく、のどにかかる刺激が美味しく感じさせている!とのこと。

のどで美味しいと感じる理由

人は味を身体の舌にある味蕾という味を感じるセンサーで感じ取っていて、この味蕾はのどにもあります。

ですがのどにある味蕾では味はほとんど感じることはできないそうです。

のどで味を感じるには?

  • のど越し
  • アルコール
  • 炭酸

という3つの要素が重要とのこと。簡単にまとめていきます!

のどにかかる圧力→のど越し

ビールやハイボールなど炭酸のアルコール飲料のシュワシュワ感【圧力】がポイント!

一口目は炭酸が一気にのどに流れ込んでくるのでのどに溜まって飲みにくい状態に。飲みにくい状態、つまりのどに圧力がかかっている状態になります。

飲みにくい時に力を入れて「ゴクン」と飲み込む必要が出てきます。

その飲み込む際に粘膜同士が触れ合って脳が気持ちが良い!と感じます。

脳が気持ちが良い!と感じる、これがいわゆるビールで言うビールののど越しです。

アルコールでのどが潤う+脳の興奮

のどが渇いている時はアルコールに限らず水でもなんでも美味しく感じます。

それはのどの神経線維の中にある水繊維が反応するから。

のどの入口にある水線維にのどが渇いている時に水分が触れると「のどが潤った」と感じて美味しさを感じます。

のどが渇いたときの水分が水ではなくアルコールだったら前回の記事でまとめたように、脳が興奮しドーパミンを放出し快感になります。

炭酸のシュワシュワ

炭酸特有のシュワシュワ。

このシュワシュワがのどの粘膜を刺激することで脳が美味しいと感じ取っています。

一口目は炭酸が強いので美味しさをより感じます。

上記の3つの要素を満たすレモンサワーなども一口目が特に感じやすいアルコールの一つです。

そんな中でも「ビールの一杯目、ビールの一口目」という言葉が意識に刷り込まれているから特にビールが美味しく感じるそうです。

ビールに枝豆が合う理由

ビール(お酒)を飲むと脳が興奮します。快楽状態になります。

お酒を飲むときのおつまみと言えば「枝豆」が代表格!ですよね。枝豆は塩で味付けされています。

ビールを飲むと脳が興奮しますが、おつまみで塩のきいた枝豆を食べると脳の興奮状態がちょっと収まる。

で、またビールを飲むと脳が興奮する。枝豆を食べると脳が落ち着く。

だから枝豆の塩分がビールが美味しく感じる状態に行っては戻し、行っては戻しを繰り返すので無限ループのように飲み進めてしまうんですね。

夜は炭酸飲料で幸福感を♪

今回調べてみて一杯目、一口目のビール(お酒)が美味しい理由、なんとなくわかるような気がしました。

ということは

  • のど越し→炭酸
  • のどの潤い→水分

ということは炭酸水。のどの乾きを炭酸水で潤せば幸福感で満たされそう!

これから暑くなってきます。炭酸水だけだと飲みにくければ果汁(レモンなど)を入れてみるのも良いかもしれないですね♪

我が家は今夏、お酒に頼らずノンアルコールで過ごしたいと思います♫

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