スポーツ障害に備えて身体の手入れをしよう!GW明けの運動量が増えるタイミングが要注意
スポーツ障害っていうと大変な障害を負ってしまう、そんなイメージを持たれるかもしれません。
簡単に言えば使い過ぎで起こる損傷によって現れる痛み。大人で例えるなら仕事を頑張り過ぎて肩こりのない人が肩こりになってしまった!ようなもの。
頑張り過ぎてしまうがために起こるもので、しっかり備えて身体のメンテナンス、手入れをしていれば痛みなどで悩まずに済むことがほとんど。
特にゴールデンウィーク明けの運動量が増える時期が傷めるタイミングとしてはとても多いのでその理由や対策を紹介していきます!
スポーツ障害について
運動で同じ動作の繰り返しが過度に行われることで、身体に負荷が蓄積します。
その運動負荷のかかる部分にやがて損傷が発生して痛みが現れ、慢性的に痛みのある状態が続くもののことを言います。
軽い場合は運動する時、痛みのある箇所を動かす時にのみ痛みが出ますが、酷い場合は日常生活にも支障が出るようになります。
よく耳にする有名なスポーツ障害
よく耳にする有名なスポーツ障害の例をあげると
膝下に現れる痛みが特徴のオスグッド・シュラッター病、脛の骨の内側が痛むシンスプリント。30〜50代で自分もそういえば悩んだな〜という人もいるのでは?
成長痛と言われ我慢した人もいると思いますが、実はこれが立派なスポーツ障害です。
シンスプリントは別名で脛骨疲労性骨膜炎とも呼ばれ、ひどくなると疲労骨折につながることも。他にもテニス肘や野球肘・野球肩もスポーツ障害です。
身体のケアでGW明けが特に重要な理由
小学校から中学校、中学校から高校。もちろん高校から大学も。
同じ競技を続けていくこともあれば、違う競技に興味を持って取り組むのも進学のタイミングってことが多いですよね?
入学してしばらくは様子見で運動量もそれほど多くないけれど、GW明けからは本格的に運動量が増すことが多い。
これまで使ってきた身体の使い方と違う使い方をすることで身体にかかる負荷も変わります。自ずと身体を傷めるリスクも高まります。
だからこそ!GW明けは特に、身体の調子、疲れ具合をしっかりと自分で把握して、ちょっとでも疲れているとか、痛みが出ている時はブレーキをかける!
ブレーキをかけれないならばストレッチをしたり、マッサージや鍼灸など身体のケアをしてもらうことも大事。
自分では気づいていない身体の使い方の癖(使い過ぎている筋肉がどこかなど)を指摘してもらえる!
※客観的に見てもらうことで特にストレッチなどのケアが必要な場所などがわかります
小・中・高校生は軽症でケアすれば回復も早い
ちょっとくらいの痛みなら我慢してやってしまいがち、やらせてしまいがちですが小・中・高校生のうちは軽症の段階でケアすれば超人的回復力をみせます!
気になって悩んでいた痛みも施術を受ければ綺麗に消える、ということもしばしば。
早めが本当に肝心です!
痛みを我慢したことで起こり得るリスク
人は痛みがあると痛くない、痛まない方法で物事を行おうとします。
いわゆる代償運動(かばう動作)が起こります。
この代償運動によって本来なら傷めなくても済んだ場所を傷めることにもつながります。最初に気になった痛みよりもかなり深く身体を傷めます。
結果的にこれが選手生命に関わる怪我になったりすることが多い!
超人的スピードボールを投げる「令和の怪物」佐々木朗希選手が良い例ですね!
彼は自分でも負荷をかけ過ぎると身体がどうなるかわからない。だからこそ故障する前に周りのコーチや監督がストップをかけてくれています。
結果、野球ファンにとってはワクワクするような試合を見させてもらえてます。
立場は違えど、皆さんもお子さんの身体の調子については気にかかる時はストップをかけてあげることが大事です!
こんなタイミングにあるお子さんは気にかけてあげて!
特に気にかけてあげて欲しいのが
- 小学校から中学校
- 中学校から高校
に進学したタイミングで全く取り組む競技が変わった、というお子さんがいらっしゃる方。
遊びから、スポーツ(競技)にステップアップしたり、子供から大人に身体が変わるタイミングでの運動量や運動強度の変化があります。
身体の使い方が全く違うスポーツを始めると、以前に取り組んでいた競技の癖(身体の歪みなど)が邪魔をすることがあります。
日々の会話の中で痛いところはないか、など声かけをしてあげると安心です。思春期で嫌がられることもあるかもしれませんが・・・。
名古屋市の名東エリアは陸上競技の相談が多い?
名古屋市でも特に名東エリアは陸上競技をしているお子さんの親御さんからの相談が多い印象。
陸上部が無い中学校もあったり、陸上のクラブチームも多いのも影響している?かもしれません。
陸上競技も投擲(とうてき)種目、跳躍種目に走るのでも短距離・中距離・長距離に分かれます。それぞれで身体の使い方も異なるし、競技特性も異なります。
意外と走る方が向いているのに投擲種目をしていたり、投擲種目向きなのに短距離だったり。身体の特性に合わせて種目も選べる環境に身を置くのも大事!
最後に
スポーツ障害はある程度は防げるものです。
私も学生時代にスポーツ障害で悩み辛い時期を過ごしました。偏ったトレーニングのし過ぎで。でも当時はそれを指摘できる大人が少なかった、もしくはいなかった。
今の時代は環境が変わりました。無理をさせない、は決して過保護ではなく予防です。
スポーツに取り組むお子さんの抱える身体の痛みについてフラット鍼灸院では相談を承っております。
これくらい我慢してやっても良い?だめ?で悩んだ時など、気軽にご相談くださいませ。
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