夏は尿の色で脱水症状チェックできる?尿の色が濃い時は要注意!

夏に限らずおしっこ(尿)の色が1日(朝・昼・夜)で違ったり、運動前後、何もしていない時でも違うのはなんとなく気づているかと思います。

色の変化で脱水症状が起こるかどうか、がわかります。

水分をたくさん摂っている時はおしっこの色が透明もしくは薄く、汗をかいた後、運動後は物凄く濃い黄色だったりしませんか?

実は特に色が濃い時は要チェックなんです!

特に夏は汗をかくことが多い季節。人によっては水分補給をしているようで実は足りてないということもしばしばあります。

おしっこ(尿)の色が夏は特に脱水症状が起きそうかどうかの指標になります。

どうして色が変わるのか、どのタイミングが特に注意が必要かなど簡単にまとめていきますのでぜひ夏の水分補給の際の参考にしてみてください。

もくじ

尿が排泄される仕組み

私たちの身体は、食べ物や飲み物から取り入れた水分を使って、体内の機能を正常に保っています。

余分な水分や身体の中で入らなくなった不要な物質は、腎臓で処理されて尿として体外に排出されます。

この時に腎臓は血液から水分を再吸収することで、体内の水分バランスを調整しています。

尿の色はどうして変わる?

尿の色は身体の機能が正常に保てなくなった時に負担をかけてしまう臓器によって白血球が混ざったり、血液が混ざったりすることで色が変わります。

つまり、尿の色で身体のどの部位が様子がおかしいか、ということがわかってきます。

体内に水分がたくさんある時には、腎臓が余分な水分をたくさん尿にして排出します。余分な水分が排出されるので結果として、尿は薄く、透明から淡い黄色になります。

ただ、体内の水分が不足している時は、腎臓が水分を可能な限り再吸収しようとします。

その結果、排出される尿の量が少なくなり、尿に含まれる物質の濃度が高くなります。これが尿を濃い黄色に変える原因です。

簡単に言うと・・・

体内の余分な水分がないので、臓器からかき集めた水分が尿として排出されているってことです。

身体に負担をかけてかき集めているので水分を取られた臓器にはかなり負担がかかっている、ということですね。

尿の色から脱水チェック!尿の色が濃い時は要注意!

尿の色は、脱水症状が起こっているかどうかの判定にとても有効なチェックポイントです。

水分量が正常な場合、尿の色は①や②といった薄い黄色。

水分量が不足していくと、尿の黄色味は濃くなって、オレンジ色から茶褐色(③→④)へと見た目が変化していきます。

CHECK

睡眠中は尿濃縮能という腎臓の働きにより尿が濃くなります。朝起きてすぐの尿が濃い、という点については問題ありません。

※日中になっても濃い場合は水分量が不足している可能性も。意識的に水分摂取をこころがけましょう!

日頃から④や⑤より濃い場合、赤や茶色が混じっている場合はすぐに病院へ行きましょう。

たまたま水分が取れなかった、という時にも③や④の色の尿が出ることがあります。

その際はすぐに水分をしっかり補給しましょう!濃い尿が出た次の排尿の時に尿の色が薄くなっていたらひとまず一時的な水分不足です。

※安心せず水分をとる癖を作ってくださいね♬

ただ、水分だけではなく…

私たちのカラダの半分以上は、水分でできていますね。

この水分は「体液」と呼ばれカラダにとって、大切な役割を担っています。

体液は主に「水」と 「電解質(塩分など)」でできています。

体液の働き✨

①体温調節

②カラダに必要な栄養素や酸素を運び込む

③カラダに不要な老廃物を運び出す

脱水とは、単なる水の不足ではなくカラダから電解質(塩分など)も同時に失われた状態のことなんです!

なのでお水だけではなく、同時にお塩(岩塩、天然塩)をペロッと舐めておくのも必要なんです!

お水だけ飲んでいればいい!

とはならないってこと☝️

最後に

夏の熱中症による脱水症状。

たかが水分、されど水分です。

ちょっと水分をとっていれば大事にならなかったのに・・・。

起こってから悔やんでも過去は戻りません。対策として簡単にできることなので日頃から水分をしっかり摂取しましょう!

尿の色が濃い時は水分足りてないよ!という身体からのサインです!

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この記事を書いた人

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