過度な痛み探しはストレスのもと!

日々の生活を送っているとなんとなく身体のどこかに痛みを感じることがあるかと思います。

痛みでなくともコリ感や疲れも同様!

例えば10代にも満たない子供や小学校、中学校、高校生くらいなら症状を感じて適切に処置をしたら何も感じないというところまで改善、完治します。

でも20歳を過ぎた大人の場合はというと徐々に改善しても完治しないケースが加齢とともに増えてきます。

改善してもなぜ治らないのか、という点について簡単に解説します。理由が分かれば納得。でも理由をしらないと朝起きて過度に痛みが無いか探してしまう、という行動の繰り返し。

結果的に自分で自分にストレスをかけてしまいかねません。病院で異常はないといわれているけれど、治らない痛みで困っている方、ぜひ読んでみてください。

もくじ

過度な痛み探しになってしまう理由

痛み、というのは無いに越したことはないですが、人が生きているという生命反応のひとつなんですよね。

いろいろとやりたいことが沢山ある人はできれば痛みがない方が良いので、痛みに対して敏感になりがち。

それに取り組むにあたってその痛みや違和感が邪魔になっているので、この痛み、不調さえ無かったら

  • もっと快適に動けるのに・・・
  • 良く寝れるはずなのに・・・

といった想いが強い。

だから、身体の不調のことが頭のどこかしらにつきまとって朝起きたらまず、痛みや違和感はどうだろう?と気にしてしまう、という毎日を送ってしまう。

結果、過度に痛みや違和感といったものに敏感、ナーバスになっていってしまいます。

脳が勘違いすることも…

痛みに敏感になりすぎると意識の中に「痛いのが当たり前」になり、本当は痛みを感じていないのに痛い!と脳が勘違いしてしまうこともあります。

画像所見で問題ないケースがほとんど

過度に痛みを気にしてしまう人の多くが、心配でどうにかならないか?

と病院で検査を受けられている方が多いのですが、多くの場合、X線(レントゲン)、MRIやCT検査を受けて画像上は問題ないですよ、という診断をされます。

でも、ご本人は症状があるから悩んでいるのに、なんで?という疑問が生まれます。

原因があって症状があるなら納得できても、原因がわからないのでストレスも増↑↑

痛みが取れないのは残念ながら、加齢現象。

徐々に痛みが取れにくくなることを理解する

20歳を過ぎて、社会人になるにつれて身体の筋肉は緩やかに落ちてきます。加えて、骨と骨の間にある軟骨や柔らかい組織(軟部組織)も減少(老化)してきます。

骨、筋肉や靭帯、軟骨などの身体を支えてくれていたものが痩せ、減少するので傷みやすくなったり、改善しても痛みが完全にとれなくなってきます。

年齢を重ねるごとにキャパを超えた負荷がかかると支えれず、傷んでしまいます。

これが骨、筋肉や靭帯、軟骨が痩せ、減少しこれまでと同じように支えることが出来なくなって、痛みが取れにくくなる理由です。

痛いから大事に大事に使わないのが一番NG

痛いとついつい大事に大事に痛みが出ないように使わないようにしがち。使わないと使わない部位やその周りの筋肉が痩せます。どんどん弱ります。

筋肉が痩せるということは、その部位やそのまわりが弱くなるということ。

画像診断上は問題ないのに使わないのはもっともやってはいけないことなんです!

加齢とともに支えが弱くなって、それが痛みにつながっていることを理解して受入れ、逆に支えを強くすべく筋肉をつけよう!と、取り組むのがベストなんです!

痛みが取れにくくなるのを予防する方法

痛みが仮にあっても病院での画像診断で問題なしと診断されたら

動かして大丈夫ですよ!

というお墨付きをもらったのと同じ!

筋肉が痩せて、その周りがどんどん弱っていくのを予防するには使って、使って痩せないようにする必要があります。

つまり!トレーニングをして筋肉を増やすことが重要です。現実的には筋肉を増やすのはとても大変なので、現状ある筋肉を減らさないで筋力をアップするのが重要!

筋肉は簡単にはつかない!筋トレは継続が大事

緩やかに痩せてくる筋肉。加齢、老いに抗いながら取り組む筋トレは忍耐が必要です。

そう簡単にはいきません!とにかく筋トレは継続が大事です。

筋肉がつかないと意味がないのか?というとそんなことは無くて、筋トレをすると筋肉の収縮運動が起こり血流が促進します。

つまり、循環が良くなります。弱い部分、痛みが出やすい部分を積極的にトレーニングして使うことでその部位の血流が促進!

血流=酸素や栄養、なので筋肉がついていなくとも痛い場所、気になる場所へのメリットはあります。筋トレで継続的に血流を送ることは痛みの改善、予防にGOODです♪

まとめ

なんだかよくわからないけれど痛みが続く、という時は病院で画像診断(X線・MRIなど)を受ける。で、特に痛みの原因となるような問題がないなら痛みがあっても使っていく!

痛みがあるうちは辛いけれど、筋肉を使って使って血流を回しながら鍛えていくと少しずつ痛みを感じなくなってきます!

お風呂に入って痛みが消える、という症状は特に筋肉を使ってあげることで緩解する可能性が大!ですよ♪

なかなか取れない痛みで困っている、身近に相談できる人がいないという方など気軽にご相談ください!

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この記事を書いた人

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