夏太りの原因って何?痩せるにはどうすれば?体重を落とすためのポイントについて!
暑い日が本当に長く続いた2023年。
冷たくて甘いものを食べ過ぎたり、涼しいところでスタミナ料理をガッツリ食べたり、お酒をたくさん飲んだり。
気づいたら夏太りしてた!という人、意外と多いと思います。太ってしまった原因って?食べ過ぎたから?いやいやそれだけじゃないんです!
痩せるにはどうすれば良いか、体重を落とすためのポイントも踏まえて紹介しますね!
夏太りの原因って何
暑くて食欲が落ちるので体重が落ちてしまいがち、なのが以前の夏でした。でも近年は夏に太る夏太りに悩む人が増えているんです。
夏に太ってしまう原因は大きく分けて
- 基礎代謝の低下
- 自律神経の乱れ
- 活動量の低下
の3つです。
基礎代謝の低下
2023年の夏はたっぷり汗をかいたと思います。人は汗をかいて体温調節を行っています。夏の発汗は運動によるものとは違うのでそこにエネルギー消費はありません。
また、気温が低い冬は体温を上げるためにエネルギーが消費されます。でも暑いと体温との差が少ないのでエネルギーの消費がありません。
暑いからと冷たい飲み物やかき氷などの食べ物で内側から身体を冷やす行動は基礎代謝の低下につながります。
結果、基礎代謝が低下すると摂取エネルギーが燃えきらず残ってしまいます。
自律神経の乱れ
冷房のきいた屋内と、蒸し風呂のような暑さの屋外。中と外の寒暖差によって自律神経が乱れます。
自律神経が乱れるとホルモンバランスまで乱れてしまい、結果として様々な不調が現れてきます。もちろん基礎代謝も低下。
食事も、冷たくてささっと食べれるような「そうめん」、「冷麺」、「おそば」など炭水化物の量が増えがち。
たんぱく質やビタミン、ミネラルなど他の栄養素が不足しがちに。結果的に栄養素の不足も自律神経の乱れにつながってしまいます。
活動量の低下
夏は暑いから、お出かけの際はできるだけ汗をかかないような行動をとりがちではないでしょうか。
- 駅まで歩く → バスや途中まで車
- 歩いてすぐの場所 → 自転車や、近くても車
- 階段 → エスカレーターやエレベーター
など。どうにかして汗をかかないように、かかないように活動量を落とす工夫をされがち。
でもこれが実は体力を落とし、肺活量を落とし、筋肉量を落とすことにつながります。活動量が低下すると筋肉量が減るので基礎代謝も低下。
体重が増えやすくなってしまいます。
おそろしいことに、活動量が落ちるということは結果的に自己免疫も低下も!
基礎代謝が低下し、体力も落ち、自己免疫が低下してしまった人の増加がコロナウイルス、インフルエンザの流行に関係している可能性も!
痩せるにはどうすれば?体重を落とすためのポイント
夏太りってじわりじわり増えて、夏が終わるころに気づくんですよね。暑い時は暑いから体重の増加や体型の崩れは後回し。
あ、やばい、太ってる!と気づいたときにどう考えれば良いのか。
答えはとても簡単です。
摂取カロリーよりも消費カロリーを増やす!これにつきます。
主に炭水化物(糖質)を減らすというのがとても簡単。短期的に痩せたいなら極論、炭水化物の摂取をしない、ということになりますが、これはリスクが大きい!
だって日本人、お米が大好きじゃないですか~!
我慢という食のストレスはダイエットが成功した後のリバウンドにつながりかねません!
ではどうすれば?となりますよね。
体重を落とすには糖質(炭水化物)を控えめにするのがポイントです。(ただこれだけでは限度があるのは、もうお気づきですよね!)
もうそんなことやってるよ!って人、もう一度思い返してくださいね!食べ過ぎてませんか?飲み過ぎてませんか?運動が足りてないかも?と思っていませんか?
ぜひ見直してください(^^♪
どうすれば糖質控えめにできる?
痩せるには消費カロリーを増やし、摂取カロリーを減らすことが必要です。
消費カロリーが増えるということ活動量が増える、ということ。活動が増えると身体の再生のために必要な栄養素のたんぱく質が必要です。
日本人はたんぱく質が過度に不足しているので、糖質を控えめにしつつたんぱく質を摂取できるようにしていくことがダイエットの成功には不可欠です。
炭水化物を摂取するタイミング
炭水化物は消化、分解されてエネルギーになります。
朝、昼は炭水化物の摂取については消費されるのであまりネガティブに考えなくても大丈夫です。
一日が終わって最後の食事、通常なら夜ご飯での炭水化物を摂取しない。もしくは軽めに!
どうしても食べたい場合はお米の代わりにオートミールを食べる、というのがおススメです。オートミールは白米に比べて糖質控えめで食物繊維が豊富!
今日はあと寝るだけ、というタイミングの前に食べるお食事は消費されず、蓄積されてしまうのでお休み前のお食事を見直しましょう!
一日に必要なタンパク質の量
一日に必要なタンパク質は例えば60kgの人なら最低60gと言われています。
自分の体重○○kgを○○gにして×1が最低ライン。理想は×1.5~2です。
60kgの人なら90~120gが理想。
50gの卵ならタンパク質は6gくらい。牛肉なら100gでタンパク質は14~20g。
理想量のタンパク質を食べ物で摂取しようと思うと結構大変だと思いませんか?
↑これ毎日です。キツくないですか??
空腹を紛らわすのにプロテイン
当店では糖質を控えめにしつつ、不足しがちなタンパク質をプロテインで摂取する、というのをおすすめしています。
日本人、肉を食べますが、
- 肉じゃない日も必要じゃないですか?
- ちょっと軽めにしたい時ありますよね?
- 鶏むね肉ばっかりだと飽きませんか?
そんな時、プロテインならどのメーカーのものも1回あたり20gのタンパク質が摂取できるようになっています。
水など水分で粉(プロテイン)を溶かすので、摂取するとお腹に溜まります。空腹が紛れます。
ただし!基本はお食事で。足りない分をプロテインに頼る。そうすれば一日に必要なタンパク質の理想量摂取するのにストレスなく手軽に取り組めますよ。
プロテインが苦手な方はソイプロテインで!
摂取した後の吸収の速さで言えばプロテイン(ホエイ)がベストですが、乳製品由来なのでミルク感があります。
どうしてもそれが苦手、という人はソイプロテインで。大豆由来なので吸収に時間がかかりますが、タンパク質の摂取はできます。
女性ホルモンバランスを整えるのに働いてくれるイソフラボンを含むので、女性にはソイプロテインの方がおすすめ、という専門家もいらっしゃいます。
が、第一はタンパク質を摂取すること。なのでホエイでもソイでも、継続して摂取できるものを選んでください♪
どうしてもプロテイン、ホエイもソイも私は合わないわ、という人は普段のお食事から見直していくことをおすすめします。
和食の基本となる出汁。その出汁から見直していきましょう!詳しくはこちらの記事から♪
太りづらい身体づくりのための筋トレを
食べ過ぎ、飲み過ぎても摂取したエネルギーを早く燃焼できれば太りづらくなります。
車で言えばエンジンが大きくなればなるほどエネルギー(燃料)が必要です。
大型車はエンジンが大きくてパワーがあるけれど燃費が悪い。軽い車はエンジンが小さくてパワーがないけれど燃費が良い。
人の身体もアクティブに活動している人ほど基礎代謝が高くエネルギーを消費しやすく、活動量が少ない人ほど基礎代謝が低くエネルギーが消費できないから太りやすい。
つまり!人もエネルギーを消費しやすい身体にすれば太りにくく、痩せやすい身体になるというわけです。
太りにくく、痩せやすい身体に必要なのは筋肉。そう、筋肉をつける必要があります!
まず最初の第一歩を踏み出すのが大事
何も運動をしてこなかった人が筋肉をつけるべく筋トレを始めよう!と意気込むものの続かないというケースを多く見かけますし、耳にします。
定期的に運動している人でない限り、新しく運動に取り組むというのはかなりハードなこと。
だからこそ最初の第一歩をどう踏み出すかがとても重要。
あまりハードすぎると数日で終わる、いわゆる三日坊主に。
だからこそ、ちょっとこれ以上するときついかも、というちょっときついかも、の手前くらいから始めることをおすすめします。
日常的に運動する習慣がついてきたらステップアップしてジムに通ってもっと負荷の強いトレーニングをしても継続できると思います。
まずは細くでも長く続けることが大事です。
最後に
夏太りしてしまった身体を引き締めるべく取り組む時、最初はとても辛いものです。なぜなら筋肉量や肺活量が衰えてしまっているから。
でも少しずつ運動を、筋トレに取り組み継続していくことで体重の変化や、筋肉が付くことで体型や身体のラインにも変化がでてきます。
2023年、夏太りしてしまった!でも2024年は同じ道をたどらないようにいまからぜひ取り組み始めましょう♪